市街化調整区域とは？建物は建てられる？
皆さん、こんにちは！土地を探している時、物件情報の中に「市街化調整区域」という言葉を目にしたことはありませんか？
せっかく理想とする土地が見つかっても、その土地が市街化調整区域に位置する場合、建築許可が必要だったり、建物が建てられなかったりするのです。今回は「市街化調整区域」について解説します！
■市街化調整区域とは？
市街化調整区域とは、都市計画法で分類されている都市計画区域の1つで、市街化を抑制する地域のことです。
そのため、市街化調整区域には住宅などの建築にあたり多くの制限があり、原則として建物を建築することができません。
市街化調整区域と比べられることが多い市街化区域は、街を活性化させるために活用される地域です。基本的に住宅などを自由に建築することが可能です。
■建物を建てられない？
前述のとおり、市街化調整区域では原則として建物を建築することができません。
建物を建てるときはもちろんのこと、建て替えや中古住宅を購入して、増改築・リノベーションをする場合にも、基本的には自治体に開発許可を受けなくてはなりません。
なお、市街化調整区域でも自治体ごとに定められた基準を満たせば、特別に許可を得て建物を建てることができます。
市街化調整区域の土地購入を検討中の方は、事前に自治体へ建築可能な建物の内容を確認しておくと良いでしょう。
■まとめ
市街化調整区域とは、市街化を抑制する区域のことであり、原則として建物を建てることができません。
ただ、特別の許可を得て建物を建てることができる場合もあります。
市街化調整区域について理解し、ご自身の土地活用方法に合わせて検討することが大切です。
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